※この記事には広告(PR)を含みます。
こんにちは、りなです⛳
石川・片山津で4日間おこなわれた国内メジャー、ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会が終わりました。優勝は——山下美夢有(やました・みゆう)選手! 吉澤柚月選手とのプレーオフを1ホール目で制して、国内メジャー3冠を達成です🏆
最終日は1打差に3人、2打差に5人で始まって、前半を終えて3人が首位で並び、最後は2人のプレーオフ。今シーズンいちばん豪華な顔ぶれにふさわしい、最後まで誰が勝つか分からない4日間でした。順番に振り返っていきますね。
まず結論:山下美夢有がプレーオフ1ホール目で国内メジャー3冠
- 優勝:山下美夢有 通算9アンダー(71・70・69・69)。吉澤柚月選手と並んでプレーオフへ
- 最終日は2打差4位から5バーディ・2ボギーの「69」。最終組の1つ前からの逆転でした
- 18番でのプレーオフ1ホール目、山下選手はフェアウェイからきっちりパー、吉澤選手はティショットが右ラフ→バンカーでボギー。決着
- 国内メジャー3冠(2022年サロンパスカップ、2022・23年リコーカップ、そして今回)は史上11人目。国内ツアー通算14勝目、優勝賞金3,600万円
- お母さんの出身地・石川県での優勝。今季、日本ツアー初参戦での勝利でした
優勝後、山下選手はこう話しています。
💬「最終ホールまで緊張したけれど、たくさんのギャラリーの皆さんの前で優勝を届けることができた。この大会に出られてうれしかったし、こうして優勝できたことも本当にうれしい」
そして——「名を刻むことができた。石川で優勝することができてよかった」(GDO)
最終結果(上位+注目選手)
| 順位 | 選手 | 通算 | スコア推移 |
|---|---|---|---|
| 優勝 | 山下美夢有 | -9 | 71-70-69-69(PO) |
| 2 | 吉澤柚月 | -9 | 69-69-71-70 |
| 3T | 桑木志帆 | -8 | 68-72-69-71 |
| 3T | 勝みなみ | -8 | 67-72-69-72 |
| 3T | 竹田麗央 | -8 | 72-75-63-70 |
| 3T | 仲村果乃 | -8 | 70-73-69-68 |
| 7T | 畑岡奈紗/河本結/岩井明愛 | -6 | 畑岡は最終日65 |
| 10T | サイ・ペイイン ほか | -5 | 65-76-71-71 |
| 13T | 荒木優奈/吉田鈴 ほか | -4 | |
| 17T | 佐久間朱莉/永井花奈/吉田優利 | -2 | 永井は66-70-76-74 |
| 40T | 金澤志奈(前回覇者)/古江彩佳 | +3 |
出典:JLPGA公式・GDOゴルフダイジェスト・オンライン(2026年9月13日確認)/最終日は曇り・観衆5,355人(4日間で18,892人)/予選カットは4オーバー・67人が通過
4日間の流れ:首位が毎日変わりました
| 日 | 何が起きたか |
|---|---|
| 9/10(木) | サイ・ペイイン選手がイン9ホールで「29」(1990年以降の大会最少記録)、65で首位。桑木志帆T4、山下T13 |
| 9/11(金) | 永井花奈選手が-8で単独首位。カットは+4で67人。福田萌維・原英莉花・鈴木愛の各選手ら予選落ち |
| 9/12(土) | 勝みなみ選手が首位に。竹田麗央選手が7連続バーディの「63」(国内メジャー最長タイ)で47位→4位。永井は76で後退 |
| 9/13(日) | 前半で勝・吉澤・山下が首位で並ぶ→山下と吉澤が-9で並びプレーオフ→18番1ホール目で山下がパー、決着 |
初日の首位が最後は10位タイ、2日目の首位が17位タイ、3日目の首位が3位タイ。4日間大会は、首位に立った日が早いほど守るのが難しい——先週のゴルフ5でも書いた「初日の順位は当てにならない」が、メジャーではもっとはっきり出ました。
山下美夢有は、なぜ「ティショットが曲がっても」勝てたのか
ここ、初心者の私たちにいちばん関係ある話です。
GDOによると、山下選手の最終日のフェアウェイキープ率は42.85%(14回中6回)。本人も「ティショットはメッチャ曲がってましたね」と苦笑いだったそうです。それでも勝てた理由は、「ラフに入ったことは割り切って、自分が得意な距離を残して打つ」と決めていたから。
- 1番(パー5):3打目を121ヤード残してPWで30cmに
- 16番(パー5):左ラフに入れても、得意の100ヤードを48度のウェッジで30cmに
- 18番:深いラフから刻んで、88ヤードを52度で1mにつけてパー
4日間のパーオン率は73.61%で出場者トップ。コーチであるお父さんは「その(ショートアイアンの)距離感は天性のもの」と話し、全英女子オープンで予選落ちしたあと「昔、日本で年間女王を獲ったときは2オンなんて狙わなかった。100ヤードを残しておけば自信を持って打てる」と、原点に戻ることを勧めたそうです。
🔰100切りを目指す私たちに、そのまま使えます
「飛ばそう」「2オンしよう」ではなく、「自分が自信を持って打てる距離を残す」。たとえば「80ヤードなら乗る」と分かっているなら、ティショットが曲がっても、そこに残すことだけ考える。世界ランク6位の選手が、日本一の舞台でやっていたのは、それでした😊
山下美夢有ってどんな選手?——国内メジャー3冠・史上11人目
- 2001年8月2日生まれ・25歳。大阪府出身。2022年・2023年の国内ツアー年間女王
- 2023年から米ツアーが主戦場。今季は6月「マイヤーLPGAクラシック」、8月「CPKC女子オープン」で2勝。世界ランキング6位(今大会の出場者で最上位)
- 国内メジャーは2022年サロンパスカップ、2022・23年リコーカップ、そして今回の日本女子プロで3冠達成=史上11人目。国内通算14勝目
- お母さんの有貴さんが石川県出身。「石川の雰囲気も大好き」と、山下家にとって特別な場所での勝利でした
- 今季の日本ツアーは今大会が初参戦。「緊張が集中力に変わって、いつも通りのプレーが淡々とできていた」
出典:GDO(2026年9月13日の記事・選手プロフィール)
📸山下美夢有選手のInstagram
優勝の喜びや、愛犬・ご飯・弟妹のこと——本人の言葉と写真で見るのがいちばんです。@miyuu_yamashita(MIYUU YAMASHITA)で、ぜひのぞいてみてください。
吉澤柚月、22歳。「すぐ終わっちゃった…」
プレーオフで敗れた吉澤柚月(よしざわ・ゆづき)選手、22歳。8月の北海道meijiカップで初優勝したばかりで、最終日最終組は人生で2度目。勝みなみ選手、全英女王・桑木志帆選手と同じ組で回りながら、正規の18ホールはボギーなしの「70」でした。
プレーオフの18番、ティショットは「やっぱり力が入ってしまった」と右の深いラフへ。2打目はバンカー、3打目は奥のカラー。涙をぬぐって「すぐ終わっちゃった…」「粘りたかったなっていうのが一番」。プレーオフの直前、去年この大会でプレーオフに敗れた桑木選手から「気持ちだけは負けないで」と声をかけられていたそうです。
「自分も食らいついていけるんだっていうのは自信になりました」。3週間後には日本女子オープンがあります。22歳で、メジャーのプレーオフを経験した。次にこの場面が来たとき、きっと違う結果になる選手です。
3位タイに4人——それぞれの「あと1打」
桑木志帆:去年に続いて、またあと一歩
観戦ガイドで「去年の雪辱を」と書いた桑木志帆選手は、最終組で「71」の3位タイ(-8)。プレーオフ進出にあと1打でした。去年のプレーオフ負けから、今年は全英女王として帰ってきて3位タイ。国内初優勝はまた先へ——でも、凱旋後の成績はCAT 3位T→ニトリ2位→今週3位Tと、ずっと上位にいます。3週間後の日本女子オープンが、次の舞台です。
勝みなみ:首位から「72」。ショートパットに泣いた
単独首位で出た勝みなみ選手は、1イーグル・3バーディ・5ボギーの「72」で3位タイ。14番で木に3度も当ててスコアを落とし、16番では216ヤードを5番ウッドで2オン、4mを沈めるイーグルで首位に並び直したのに、直後の17番で3パット。「前半6番で1mを外したのが、ずっとショートパットを外す原因になっちゃったのかな」と振り返っていました。それでも「本当に楽しく4日間を回ることができた」と明るく。米ツアーの戦いに戻ります。
竹田麗央:「63」の翌日も「70」でまとめた
3日目に7連続バーディ・「63」という国内メジャータイ記録を出した竹田麗央選手は、最終日も「70」でまとめて3位タイ。2日目の時点では予選落ちの危機だったところからの、4日間で最も劇的な上昇でした。
米ツアー勢11人、トップ10に5人
今大会の目玉だった「米ツアー勢11人の参戦」。結果は優勝・山下、3位T・竹田と勝、7位T・畑岡奈紗(最終日「65」)と岩井明愛と、トップ10に5人。予選落ちは原英莉花・櫻井心那の2人だけでした。「海外組は強い」を、数字がそのまま示した週でした。
一方、前回覇者の金澤志奈選手は40位タイ、先週初優勝の福田萌維選手は予選落ち、鈴木愛選手は3週連続の予選落ちでした。
プレーオフの瞬間は、公式ハイライトで(最終日)
文字で読むより、見たほうが早い場面もあります。JLPGA公式チャンネルが最終日のロングハイライトを公開しているので、こちらもどうぞ。3人が首位で並んだ後半から、18番のプレーオフまでの流れが、そのまま追えます📺
🔰初心者の方へ、見どころのヒント——プレーオフの18番で、山下選手と吉澤選手の「ティショットの前」を見比べてみてください。同じ状況で、片方は「いつも通り」に打ち、片方は「力が入って」しまった。プロでもそうなる。だからこそ、ティーグラウンドでの深呼吸ひとつが、私たちにも意味があります😊
観戦したみなさん、おつかれさまでした
4日間で18,892人のギャラリーが片山津に集まりました(JLPGA公式)。最終日は曇り、気温30度を超える中での5,355人。小松駅からのシャトルバス、帰りの15:30最終に間に合いましたか? プレーオフまで見届けた方は、本当におつかれさまでした。
事前に公開した観戦ガイドが、少しでもお役に立っていたらうれしいです。
来週は住友生命Vitalityレディス 東海クラシック(9/18〜20・愛知)。観戦ガイドは近日中に公開します。
⛳プロの試合を見て「私もやってみたいな」と思ったら
コースデビューまでの流れはゴルフは何から始める?5ステップに、当日の段取りは初ラウンド完全ガイドにまとめました。「得意な距離を作る」練習の場所に迷ったら3週間でコースデビューする記事もどうぞ。





コメント