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こんにちは、りなです⛳
北海道・釧路で初開催となったニトリレディス2026が終わりました。優勝は——佐久間朱莉(さくま・しゅり)選手! 最終日に「66」をマークして、3打差をひっくり返す逆転優勝です🏆
ただ、この4日間はスコア以上に「天候」が主役になった大会でした。雷雲で3時間以上の中断、日没での順延——。そのぜんぶをふくめて、順番に振り返っていきますね。
まず結論:佐久間朱莉が最終日「66」で逆転優勝
- 優勝:佐久間朱莉 通算11アンダー(73・71・67・66)。2位に2打差
- 最終日は7バーディ・1ボギーの「66」。3打差を追う立場からの逆転でした
- 昨季の年間女王。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来、約半年ぶりの今季2勝目です
- 2位は桑木志帆選手(-9)。全英女王の国内初優勝は、また少し先へ
優勝スピーチで、佐久間選手はこう話しています。
💬「開幕戦で優勝し、ここ2、3カ月は苦しい時間も長かったけど、たくさんの先輩方やチームのみんなに支えてもらって、またこうして皆さんの前で優勝スピーチをすることができてとてもうれしく思う」
開幕戦でいきなり勝った選手が、そこから半年勝てない。年間女王でも、そういう時期があるんですね。そして次を見据えて「ことしの目標であるメジャー制覇に向けて、また明日から頑張っていきたい」とも。強い人でした。
最終結果(上位+注目選手)
| 順位 | 選手 | 通算 | スコア推移 |
|---|---|---|---|
| 優勝 | 佐久間朱莉 | -11 | 73-71-67-66 |
| 2 | 桑木志帆 | -9 | 70-74-66-69 |
| 3 | 阿部未悠 | -8 | 70-69-70-71 |
| 4 | 荒木優奈 | -7 | 71-71-71-68 |
| 5 | 髙久みなみ | -6 | 69-71-70-72 |
| 6T | 小林光希/宮澤美咲/小祝さくら | -5 | |
| 9T | 鳥居さくら/永井花奈/吉本ここね ほか | -4 | |
| 14T | 吉田鈴/内田ことこ/川﨑春花 ほか | -3 | |
| 28T | 安田祐香 | E | 71-73-69-75 |
出典:JLPGA公式・GDOゴルフダイジェスト・オンライン(2026年8月30日確認)/最終日は晴れ・観衆2,448人
この大会の主役は、天候でした
今大会は釧路カントリークラブ 鶴居東コースでの初開催。事前の観戦ガイドで「過去のデータが使えないから、ベテランも若手も横並び」と書きましたが、そこに天候が重なりました。
| 日 | 何が起きたか |
|---|---|
| 8/27(木) | 初日から8人が首位タイ。誰も抜け出せない立ち上がり |
| 8/28(金) | 雷雲接近で12:05に中断→15:12再開→日没でサスペンデッド。約半数の選手が18ホールを終えられず |
| 8/29(土) | 朝6:30から第2ラウンドの残り→そのまま第3ラウンド。長い1日 |
| 8/30(日) | 日程を取り戻すため全組が午前スタート(1番と10番の同時スタート) |
つまり選手たちは、初めてのコースで、3時間以上待たされて、翌日は1日で長い距離を歩き、最終日は朝から——という4日間を過ごしたわけです。その中で週末に「67・66」とスコアを伸ばした佐久間選手が勝った。体力とリズムの勝負でもありました。
⚠️ 前回覇者・鈴木愛の「首位発進から予選落ち」
今大会いちばんの驚きが、これでした。
前回優勝の鈴木愛選手は、初日「69」で首位タイ発進。連覇へ完璧なスタートを切ったように見えました。ところが第2ラウンドで「79」——2バーディ・7ボギー・1ダブルボギーという今季自己ワーストのスコアで、通算4オーバー・68位。カットラインに1打届きませんでした。
報道によると、首位発進からの予選落ちは2011年以来、15年ぶり7度目という珍事。本人は「はぁー。しゃべることもないです」と言葉少なだったそうです。
前日は悪天候で、鈴木選手が第2ラウンドでプレーできたのは1番のティショットだけ。ほぼ全ホールを土曜にまとめて回る形になりました。前半は2アンダーとまとめていたものの、後半インで「42」。10番でラフからの2打目が木に当たり、11番でダブルボギー——そこから止まりませんでした。
桑木志帆、2位。国内初Vは「あと1歩」まで来ています
全英女王・桑木志帆選手が、通算9アンダーの2位。国内初優勝はまたお預けになりましたが、今週の中身がすごかったんです。
- 第2ラウンドで「74」。5月から続いていた連続アンダーパー記録が「21」でストップ(歴代5位の記録)
- その翌日、いきなり「66」——この日のベストスコアで首位に1打差まで浮上
- 最終日も「69」でまとめて2位
記録が途切れた翌日に、その大会のベストスコアを出す。これができる選手が、勝てないままでいるとは思えません。
凱旋後の成績を並べると、NEC軽井沢72が42位タイ → CAT Ladiesが3位タイ → 今週が2位。階段を上がるようにきれいに近づいています。次か、その次か——そう遠くない気がします。
桑木選手がどんな道のりで全英女王になったかはプロフィール記事にまとめています。
そのほか、今週の見どころ
鳥居さくらが9位タイ——3週続けての上位
ルーキーの鳥居さくら選手が最終日「68」で9位タイ。軽井沢での誤球による失格から、CAT Ladiesで6位タイ、そして今週も上位。3週続けて崩れていません。初優勝が近づいている選手です。
内田ことこ、地元Vはならず
北海道出身の内田ことこ選手は、36ホールを終えて単独首位(-6)。地元での優勝が見えていましたが、週末は74・73と伸ばせず14位タイでした。昨年は同じ北海道の「ミネベアミツミ レディス」で初優勝している選手なので、また北海道で見たいですね。
💡 初心者向け:クラブは「14本まで」というルール
今週、初心者の方にこそ知ってほしい出来事がありました。
都玲華選手が、最終日にクラブ本数超過で4罰打を科されたんです。キャディバッグにクラブが15本入っていました。
📖ゴルフ規則4.1b
プレー中に持ち歩けるクラブは14本まで。超えた状態でスタートすると、超過に気づいた時点までのホールに1ホールにつき2罰打(最大4罰打)が科されます。
都選手は自分で気づいて競技委員を呼び、申告しました。「7番ウッドを今週は抜いていたが、入ってしまっていた。ちゃんと確認できていなかった。反省です。気をつけます」——そのあと、ロープの外にいたお父さんに超過したクラブを手渡したそうです。
プロでも起きることです。ただ、私たちアマチュアのラウンドでこれが問題になることは、まずありません。むしろ初心者のうちは14本もクラブを持っていないほうが普通。ハーフセット(7〜8本)で十分ラウンドできます。
「何本そろえればいいの?」と迷っている方は、クラブの揃え方の記事で買う・レンタル・中古を比較しています。
観戦したみなさん、おつかれさまでした
雷で中断し、日没で順延し、それでも4日間を走りきった大会でした。現地に行かれた方は、待ち時間も長くて大変だったと思います。最終日は晴れて、2,448人のギャラリーが見守るなかでの決着でした。
事前に公開した観戦ガイドが、少しでもお役に立っていたらうれしいです。来年もこの釧路で開催されるなら、次は「初開催」ではなくなります。今年の経験を持っている選手が有利になる——そう考えると、来年の見え方も変わってきますね。
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